二十歳のサックス奏者
小学校4年生の時にブラスバンドに入る。
この時フルートを希望したが、ジャンケンで負け、アルトサックスを担当する事になった。
これが彼女とアルトサックスの出逢いらしい。
小学校6年生の時に聴いた「ジャコ・パストリアスの肖像」の1曲目に収録されているチャーリー・パーカーの 「ドナ・リー」に衝撃を受ける。
14才でビリー・ホリデイの自叙伝を読み、14才で既に歌手として生計を立てていた事に感銘し、自らライブ・ハウスに出演交渉を行いライブ活動を始める。
アルト・サックスを池田篤氏に師事、ジャズ音楽理論を勉強する。
その後、矢野沙織カルテットとして都内を中心に活動しつつ数々のミュージシャンとのセッションを経験する。
2003年(16才)には海外での活動も始め日本ジャズ界に現れた新星として各方面で注目を集める。
16歳でセンセーショナルなデビューを飾って以来4枚のアルバムをリリース。
テレビ朝日系「報道ステーション」のテーマ曲を担当するなど、ジャズの枠を超えて注目を集めてきた。
私自身もこのテーマ曲で興味を持っていた。
そして今年の全国コンサートを知り聴きに行ってみたいと思いチケットを購入。
あれからずっと今日を待っていた。
■公演日:2006年11月6日(月) ■開演:7:00PM ■開場:6:30PM
■会場: 川口総合文化センター リリア4階 音楽ホール
■共演:ジェームス・ムーディー(サックス)/スライド・ハンプトン(トロンボーン)/ランディ・ブレッカー(トランペット)/他
(開演を待つステージ)
2列目という良い位置で聴くことができた。
先月二十歳の誕生日を迎えたばかりの女の子。
ピアノ、ベース、ドラムスをバックにいきなり吹き始める。
じーーーん。
二十歳の女の子が奏でる音が鳥肌を立たせる。
そして、海外からの共演者も加わり、まさにジャズの空気に包まれた。
ジャズなんてろくに知らない私だが、感じるものはある。
これはやはりただの女の子じゃない。立派な女性だ。
見た目は二十歳だが、吹き始めると違う。
彼女からすればお祖父さんぐらい年が離れた海外からの男達と一緒になって吹きまくる。
すごい。
才能というものもあるのだろうが、ここまで来るには並大抵な努力ではなかっただろう。
もちろん音楽が、サックスが好きだったのだろうが。
経歴や評価から自信も加わり堂々としたもの。
また機会があれば是非とも聴きに行きたい。
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